2025年に続く開幕戦(STAGE 1)連勝!

利根川のいぶし銀、竹内一浩選手が圧勝 

MLF Japan Kasumi BMC Pro Series 2026シーズンが開幕。
3月に入り、日に日に気温、水温が上昇し、開催日の2日間はやや風があるものの、春の陽気を感じさせる気候となり、シーズン開幕を飾るコンディションとなった。

ボーター部門で一際輝きを見せたのは、昨年の開幕戦とクラシックを制した利根川のジグ番長、竹内一浩選手。
プラクティスは1日しか時間を取れなかったそうで、そのなかで昨年の開幕戦出場時にバスをキャッチした支流を視察したという。

「600ナニガシが1匹だけ。ヒントはこれだけだった」

迎えた初日。
唯一の手がかりをもって目的の支流に入るも「雰囲気が違う」と竹内選手。
すぐに気持ちを切り替え、狙いを利根川本流にシフトした。

まずは常総大橋と神崎橋の間にある茨城県側の連杭から、伝家の宝刀、O.S.Pジグゼロワンで1,715gをキャッチ。

さらに上流の温排水に絡むブッシュから、ドライブビーバーのリーダーレスダウンショットで655gを引き出し、3位で折り返した。

2日目も早々から奇襲に成功。

ブレイクが寄っているアシのストレッチから2本キャッチすることに成功し、その後はバイトがない時間が続くもそこはベテランの意地。

 

集中力を切らすことなく、反転流が当たる立ち枯れた木から、1,630gをキャッチしてリミットメイク。
12時7分。
スマートスケールに投じた1匹が、勝負を決めた。

力感のないフリッピング&ピッチングで粛々と打ち続ける姿から一転。
バイトを得た瞬間、つま先立ちで全身に力を行き渡らせる渾身のフッキング。
まるで燻されたシルバーの如く、鈍い輝きを見せる竹内選手のスタイルで、昨年最後のクラシックに続く連勝を記録した。

2026シーズンより、コ・アングラーは自身で手にしたウエイトがスコアとなり、表彰対象となる。
ただしボーターはコ・アングラーのスコアも自身のスコアに反映されるため、いかに自身の釣りに集中しつつ、コ・アングラーを味方につけることができるのかが求められる。

初日ゼロからの大躍進で
山口浩史選手が優勝

STAGE 1のコ・アングラーディビジョンを制した山口浩史選手は、ボーターの平泉康成選手の手厚いサポートもあり、ここに立つことができたと振り返った。

初日はゼロ申告となったが、Day 2にキロフィッシュを2本。
いずれも小野川で、自分たちが浮かぶスポットの詳細を平泉選手は山口選手に、「まるでガイドみたい」に事細かく説明してくれたという。
その甲斐あって、MCクローシャッド2.5インチのヘビダンと、ブレーバーⅡのネコリグで2匹、2,125gをキャッチ。
1本2,095gというビッグフィッシュで追いすがる佐藤優選手をわずか30gでかわしての勝利となった。

 

「コ・アングラーが減って残念。また違った楽しい世界が待っているので、ぜひ一歩を踏み出してほしい」と山口選手。
スマートスケールによる「バスにやさしいトーナメント」が、「バスが釣れる環境づくり」に貢献していることも、強く実感していると語ってくれた。