Kasumi BMCでも活躍中の
花村勇太朗選手が首位発進
開幕から2ヶ月。季節は進み、舞台となる霞ヶ浦・北浦水系のバスはスポーニングを終え、いわゆる「アフター」モード。例年6月のこの水系は産卵行動で失った体力を回復するべく、フィーディングを繰り返す個体が増えてくる時期。果たしてこのセオリーが通用するのか、選手の動向に注目が集まった。
初日を首位で折り返したのは、Kasumi BMC Pro Seriesでもボーターとして活躍中の若手、花村勇太朗選手。もともとはショアフィッシングで名を馳せていた花村選手が、Shore Attack Pro Leagueでも本領を発揮する結果となった。
花村選手はこの日、プラクティスで好感触を得ていた下流域をメインエリアに選択。常陸利根川、外浪逆浦、そして鰐川の「波が立たない風裏」のワンドを主戦場に選んだ。
「例年のこの時期、野良ネズミで浅いアシを打って行くのが定番なのですが、プラクティスで見た感じ、季節の進行が遅く感じた」と花村選手。そこでポーズを入れて誘えるエビソンボーイにシフトした。また、同ベイトで攻められないようなブッシュはエグダマタイプレベル3.5gのパワーフィネスを入れるなど、適材適所の攻めで2,865gをマークした。



藤田真吾選手の快進撃!
花村選手とデッドヒート
2日目、続々と釣果が届く10時過ぎ、花村選手が1,320gをキャッチし、勝負あったかに見えた。

しかしその1時間後、1,235gをウエイインした選手がいた。
藤田真吾選手。初日をノーフィッシュで終え、ようやく1匹目をキャッチ。これを皮切りに13時10分に2匹目の1,535g、さらに14時5分、リミットメイクとなる1,620gをキャッチし、残り一時間を切ったタイミングで花村選手を交わして首位に! その後、入れ替えならずではあったがキロフィッシュもキャッチするという、大躍進を見せた。



藤田選手のメインパターンもエビボイルの個体。わずかな好機を確実に捉え、逆転優勝というドラマチックな展開で幕を下すのかと誰もが思ったのだが、帰着10分前にもう一波乱が待っていた。
藤田選手に首位を譲った花村選手が、帰着間際の14時50分に960gをウエイイン。この値千金の一匹が花村選手をSTAGE 2の覇者に押し上げた。

花村選手は6月27〜28日に行われるKasumi BMC Pro Series STAGE 2にもエントリーしている。MLF Japanプロシリーズの連覇なるか。その動向に注目したい。



