MLF Japan初の琵琶湖を制したのは5,070gの一匹

2025年7月26〜27日の2日間にわたって、滋賀県大津市小野にあるFUISONを会場に開催した、MLF Japan Open Tournament。
MLF Japanとしてははじめて琵琶湖でのイベントを開催。
優勝賞金300万円、ビッグフィッシュ賞100万円を目指して、腕に覚えのある選手が集まった。

日に日に悪くなる状況を鑑みて
ディープ一本に絞る戦略が奏功

結果を先にお伝えすると、MLF Japan Open Tournamentを制したのは、村井亮仁選手と平賀一馬選手のペア。
真夏の琵琶湖。
定番は南湖のボディウォーターが当たるエリアだが、プラクティスを行うなかで、カレントの効きがイマイチという印象を受けた。
南湖と北湖をバランスよく探っていくなか、日に日にコンディションは悪くなっていたこともあり、村井・平賀ペアが選択したのはディープ。
水深8mの浚渫にあるハンプで、水中ボイルをシューティングし、初日は2,540g、3,045gと2匹ながら5,585gをウエイインし、トップで折り返した。

琵琶湖らしさあふれる
5,070gで勝負を決めた

村井・平賀ペアの信念は揺るぐことなく、2日目も初日同様のエリアで同じ釣りを展開。
サイコロラバーのダウンショットやカバースキャット4インチ、サカマタシャッド7インチを駆使し、着実にウエイトを重ねていった。
勝負を決めたのはスタートしてからおよそ2時間が経過した、8:24。
平賀選手がカバースキャット4インチでキャッチした5,070gの一匹だった。

「平賀くんの技ありのシューティングが決めてくれました」と語るペアの村井選手。

2日目は2,935g、3,705g、そして5,070gをウエイインし、この日もトップウエイトとなる11,710gを記録。
ポールトゥウィンで真夏の琵琶湖を制した。

2026年は琵琶湖を舞台に、新シリーズも開催。
興味がある方はぜひ、エントリーしてほしい。