世界中のスポーツファンから信頼され、愛され続けているポーツ専門誌『Sports Illustrated』にMLF Internationalの特集記事が掲載されました。
https://www.si.com/onsi/fishing/bass-fishing/bass-fishing-tournament-unite-the-world-global-stage
下記は記事の翻訳となります。
バスフィッシングは世界をひとつにできるか?アングラーを結びつける世界の舞台
国境を越えたアングラーの団結: MLFの世界への影響
世界中が緊張に包まれている今、バスフィッシングが私たちの心をひとつにする方法であることは興味深く、勇気づけられることではないだろうか。先日、アラバマ州レイクウィーラーで開催されたToyota Series Championship bass tournamentには、9カ国の選手たちが集結。さまざまな背景があり、多様性が尊重されるなか、チャンピオンが誕生し、喝采を浴びた(アラバマ州バーミンガムに住む21歳のヘイデン・マーバット)。
これがすべての国際会議の枠組みとなる世界を想像してみてほしい。
トヨタシリーズ選手権: 国際的なバスフィッシングの才能の舞台
2015年以降、Major League Fishing(MLF)は、パートナー国がToyota Series Championshipにアングラーを送り出すことができるMLFトーナメントのライセンスプログラムによって、世界各国での存在感を強めている。これは、Toyota Seriesが分け隔てなく、誰でもアメリカに来て競技することを歓迎するという意味だけではない。文字通り、世界中でMLFの予選トーナメントが開催されているということも意味する。例えば、モザンビークに住んでいるバスアングラーは、その国で開催されるトーナメントで勝ち進めば、Toyota Series Championshipに出場できる可能性があるのだ。
モザンビークからウィーラー湖へ: REDCRESTへのグローバルな道
チャンピオンシップでは、モザンビーク、ベルギー、オランダのアングラーが、35,000ドルのPhoenix MLFボーナスと10,000ドルのインターナショナルボーナスを含む最高賞金235,000ドル、そして最高賞金300,000ドルという、MLFの最も権威あるイベント「REDCREST」への出場権を賭けて出場した。
今、MLFは世界中のトップアングラーに、トーナメントへの野心を育て、このスポーツ(バストーナメント)のトップランクに進むための明確な道筋を提供する唯一の存在となっている。現在、MLFにはオーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、中国、エスワティニ、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、メキシコ、モザンビーク、ナミビア、オランダ、南アフリカ、スペイン、スイス、ザンビア、ジンバブエという18のパートナー国があり、出場の機会を提供している。近い将来、さらに増える予定だ。
最高賞金、厳しい挑戦: 世界の舞台で戦う
自分の国を出て、慣れない水域で、限られたタックルで、他人のボート(MLFのスポンサーに代わり、美しいボートが提供される) で参戦することになるものの、最高レベルのステージで戦うチャンスを得るのもまた事実なのだ。
各部門の上位入賞者(優勝者を除く)には、Toyota Series Championshipの上位入賞賞金10,000ドルが与えられる。国際プロ部門ではオンタリオ州ラマのアンドリュー・キャンベル(MLFカナダ)が優勝し1万ドルを獲得、国際コ・アングラー部門ではニューサウスウェールズ州グランビルのラビ・アタニ(MLFオーストラリア)が優勝した。
MLFと国際バスフィッシングの未来
このプログラムが始まって以来、MLF Internationalから出場したアングラーはまだトロフィーを獲得していないが、トップ10入りは3回果たしている。いつの日か、MLF Internationalから出場したアングラーが勝つ日は必ず来るだろう。それがアメリカ人であれ、スイス人であれ、ジンバブエ人であれ、MLFの仲間たちはそのアングラーを応援し、見習い、祝福するだろう。そんな世界がもっと増えることに期待したい。
Kurt Mazurek