日米間の架け橋から更なる発展へ。バスフィッシングを通じて世界中の人々とつながってゆこう。Major League Fishing Japanがいよいよ始まります。私たちMLF Japanは、日本から世界に挑むアングラーを育み、バスフィッシング文化を大きく発展させていきます。
穏やかな小春日和に、水の真ん中に船を浮かべて、何も考えずに釣りをした事があるだろうか?大自然を体いっぱいに感じて。水の中の生命感を体いっぱいに感じて!
経験の無い方は、本当に勿体無い!是非一度経験してみてほしい!
皆さんの人生観を根底から変えてくれるだろう!
バスフィッシングには得も言われぬ魅力がある。多種多様な趣味やレジャーがあふれる現代において、愛好家は誰しもが自らの愛する何かに同じ感想を抱いているのかもしれない。釣りにも様々な対象が有り、いずれにも魅せられた熱心なファンがいることも確かなことだろう。しかしながら、日本へのブラックバス伝来100周年を迎えた本年において、バスフィッシングの本場アメリカで世界中にパートナーシップを拡大してきている「Major League Fishing」にわが国が参加し、新たな絆が創られていくことは、極めて意義深く「エキサイティング」な出来事だと思われる。
バスフィッシングには様々な楽しみ方がある。バスボートを駆り、広大なフィールドの中から、コンディション、経験知見、自らの技量やこだわり、進化する道具類など、幾つもの要素を加味し、時には大胆に捨象し、自らの戦略を立てて遂行する。各々の戦略を競い合う「トーナメント」は、バスフィッシングの奥深さと原始的な喜びである獲得(釣果)が交差し、参加する者だけでなく観る者も魅了し得る「コンテンツ」だと考える。まして、このシリーズが世界最高峰に数えられる「REDCREST」へと続く道となっているのなら。MLFでも好評な大会のライブ配信を今季は更に充実させていこう。
MLF Japanで今年開催する「MLF Japan Kasumi BMC Series」では、ボーター、コ・アングラー双方に対して、米国で開催される「Toyota Series Championship」への進出権の獲得が可能となっている。また、インターナショナル・ディビジョンで上位入賞したボーターに対しては、各大会の賞金とは別に特別ボーナスが付与されるとともに、タックルウェアハウス・インビテーショナルと翌年のREDCRESTチャンピオンシップへの各出場権が与えられる。最高峰シリーズであるBass Pro Tourへのステップアップにもつながるルートが明確に用意されたことは、正に「シンデレラルート」の誕生とも言えるだろう。
バスプロがトーナメントの賞金を主として自立的に活動できる環境を創り出すため、私たちはバスフィッシングに関わるプロジェクトを進めてきた。このために、賞金面でも世界最高峰であるアメリカのメジャー・トーナメントへの架け橋を築けたことは大きな意味を持つだろう。現在、日本から大リーグへと羽ばたいた大谷翔平選手は、歴史的な活躍によって大いに注目を浴びているが、バスフィッシング界においても多くの選手が渡米し、アメリカ国内でチャレンジを続け大きな成果も上げている。MLF Japanでは、彼らの活躍がアメリカ国内でも温かく迎え入れられていることも踏まえて、より大きな発信へとつなげていきたい。バスフィッシング界にもスター選手が必要であり、多くのタレント(才能)を世に送り出していくことは、私たちの使命だ。同時にとても魅惑的なミッションでもあり、バスフィッシング界の未来に対しても大きな付加価値をもたらすだろう。日本とアメリカの友好をさらに深めるばかりか、きっと後に続く人々に憧れを抱かせ、力強い支えともなるだろう。MLF Japanの各大会は、後続のアングラーに最高の舞台を提供して、幅広い世代の日本人とアメリカ人の交流の場へともつながってゆく。ひいてはわが国におけるバスフィッシングの認知度の向上とアメリカとの更なる友好を深め、世界平和へと続いていくのだ。MLF Japanはこれまでとこれからの多くのバスフィッシング愛好家に夢を提供する存在で在り続けたい。皆さんも一緒にバスフィッシング文化の成熟へと足を進めていこう。
2025年1月
MLF Japan Co., Ltd. CEO Management Director 加藤 栄作